低角のすすめ


--はじめに--


弾の撃ち方は人それぞれ自分のやり方があると思いますが、中には高角度を通常の打ち方としてリスクの高い戦い方をしている人がいます。このレポートでは高角度と低角度での風の影響を検証し、特徴などを書いてみました。



--風による影響--


パワーが一定のとき風の違いによる高角度と低角度での着弾点に及ぼす影響について検証してみる。

高角度(角度68度 パワー150)



低角度(角度23度 パワー150)



上の画像からもわかるように低角度は風の変化に影響を受けにくい(注)。つまり、着弾点の変化が少ないということは風の変化が原因で大幅にはずすというリスクが減るということである。また、無風時の距離感を覚えておけば対応しやすいということである。

(注:発射から着弾までの滞空時間が短いため、風の影響を受けている時間も少ないため)



--低角の使える場面--


例:敵Aレート120、敵Bレート100、味方Aレート80で自分のターン



上の画像は敵Aが先攻で迷ってF2を打ってレート120のとき、後攻の味方Aが即打ちF2でコアヒットさせ、次のターンも敵Aに対してレート勝ちが決定している状況でそれより後攻の自分にターンがまわってきたという状況である。

この場合、敵Aを倒す方法として、
1.即打ちで味方と連携して決める
2.即打ちでもなるべく低角で打って味方と連携して決める
3.ODで一発で決める

というのが考えられると思います。1.の場合、45度くらいで即打ちすればレートをなるべく少なくできるが、誤爆する可能性があるし、敵のレートは120なのでそこまでレートを少なくする必要はない。2.の場合、誤爆したとしても壁があるのでコアヒットせず、少ないダメージですむ。レートは勝てる。手前の地形をくずせる可能性が高いので次のターンに敵Bの即打ちダブルを警戒して自分がテレポなどで逃げても(注)味方AがF2を直で当てて決められるようにできる。その後手前の敵BにODをかますこともできる。3.の場合、ためし打ちしていないので誤爆する可能性がある。誤爆しなくてもはずしたとき次のターンでレート負けするので100回させられてしまう可能性が高い。

よって、やはりこの場面では低角で即打ちで決めるのがベストであるといえる。

(注:次のターンで敵Bに即打ちされODやダブルF1で自分が落されるという最悪のパターンも考えられるが、敵Bは始から味方AをF2で狙っていたのでODを打つだけの燃料はない。即打ちダブルも地形は残る可能性が高い。なにより、敵Bの戦術などを見ててそれはないと踏んだのですがw)


--その他--


高角度(MAX打ちなど):蜘蛛ODが収束する。1度違うだけでも着弾点が大幅にずれる。風が1違うだけでも着弾点が大幅にずれる。
→経験と勘が必要。

低角度(45度以下):少ないパワー(レート)で距離をだせる。(風による)

◎もちろん地形を考慮してそのときのベストな弾道を描ける角度にしたり、状況によって使い分けることが重要ですね。